2021年10月17日日曜日

★インド、10月15日から観光ビザ発給を再開【最新インド・ニュースを日本語で!(#198)】

ニューデリー:新型コロナ・パンデミックの発生により観光ビザが停止されてから約19か月。インド内務省は海外観光客に国を開放することを発表した。同省は木曜日、1015日のチャーター便で到着する外国人を皮切りに、段階的に観光ビザの新規発行を再開する。
この措置は1115日以降、チャーター便以外で到着する外国人にも拡張される。関係者は、「チャーター便以外」と言われていることから、インドはひとまず、バブル協定を結んでいる国からの外国人に新規観光ビザを発給することになるのだろう、と説明した。観光需要が高まり、商用便が運航再開となれば、商用便で入国する者たちにも観光ビザが発行されることになる。

「内務省から随時通知される新型コロナ関連のすべての義務的な感染予防措置と行動指針は、外国人観光客、彼らを国内に運ぶ旅行業者、およびその他すべての関係者と地上スタッフに遵守されるものとする」と、内務省は声明で述べた。

モディ首相は先月、ゴアの様々な業種の人々が集まったオンライン・イベントで、中央政府は外国人観光客を迎え入れるための措置を講じていると述べていた。「政府は、50万人の観光客に無料のビザを与えることを決定した。旅行と観光の業界関係者には、100 %の政府保証のついた、最大100万ルピーの融資が与えられる」と首相は発表した。

観光、航空、ホスピタリティ、および海外旅行の長期停止のために深刻な打撃を受けたその他関連セクターにとっての復活の光となることが期待される、外国人観光客の受け入れ再開という今回の決定は、観光ビザ発給再開の申し入れのため内務省を訪れた、いくつかの州政府からの代表団との協議を受けて出された。インド・ホテルレストラン協会連盟(FAITH)はこの発表を歓迎している。

 


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