2021年10月4日月曜日

★デリーの冬季入り。AQIは週末に悪化する模様【最新インド・ニュースを日本語で!(#194)】

ニューデリー:中央汚染管理委員会(CPCB)によると、デリーの大気質は「中程度」のカテゴリーの下限にあり、全体的な大気質指数(AQI)は105となっている


専門家は、PM10は、インド北西部から来る乾燥した空気がもたらす鉛汚染物質だと説明する。彼らは、大気の質は今週の終わりにさらに悪化する可能性があるとも付け加えた。

 

政府地球科学省直属の予報機関である、大気質および気候予測と研究システム(SAFAR)は、「同様の気象状況が続くため、AQIは今後3日間、中程度のカテゴリーにとどまるだろう」という。

 

同じく地球科学省の下にある大気質早期警報システムは、デリーの大気質は107日から悪化する可能性があるものの、中程度のカテゴリーにとどまるとする。

 

中央汚染管理委員会・大気研究所の元所長ディパンカル・サハは、次のように言う。「デリーは冬のシーズンに入った。北北西方向からの風の吹き込みに始まり、この期間中、風の侵入は後退基調にある。乾季と地方で排出される汚染物質の蓄積が、空気質の悪化を引き起こす」

 

気象庁は、今後7日間はデリーで雨が降る可能性は低いと予測している。一方、デリーの一部の地域では、日曜日の夜に小雨が降った。日曜日に記録された最高気温は摂氏36.2度で、通常より2度高かった。最低気温は摂氏26.6度で、通常より5度高かった。


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