アムリトサル:パキスタンのシンド州の警察官が、未成年のヒンドゥー教徒の少女を誘拐し、彼女と結婚するにあたってイスラム教に改宗させたと報じられている。
情報筋によると、シンド州ナウシャーロ・フェロゼ地区ハラニ・ダルバールのラメーシュ・ラールの娘ニーナ・クマリが、同地区の少数民族住民の安全確保を目的に設けられたピケに派遣された警官のグーラム・マルーフ・カドリによって誘拐された。匿名のシンド州のヒンドゥー教指導者は、火曜日、TOIに対し「ニーナは約5日前に行方不明になった。学校から帰ってこなかった彼女を家族が探し、誘拐事件を知ることになった」と述べた。
全パキスタン・ヒンドゥー・パンチャーヤト(All-Pakistan Hindu Panchayat:APHP)によれば、警察官のカドリは、2月11日に地元の「ダルガー」(:スーフィー聖者の廟所)でニーナをイスラム教に改宗させ、自宅から400キロ離れたカラチで結婚する前に彼女をマリアと改名させたという。結婚は火曜日に公表された。
ソーシャルメディアにアップロードされた結婚証明書には、生年月日は警察官のもののみが記載されている。ニーナの年齢は19と記載されているが、彼女の家族によれば、彼女は未成年だという。シンド州のヒンズー教指導者は、次のように述べている。「このような事件がおこってしまえば、私たちを守るために派遣されたという警察官すら信用できないし、政府に寺院周辺にピケを敷くよう要請をすることもできない。 これは、近年頻発する未成年のヒンズー教徒少女誘拐と強制改宗の一例であり、しかも、ヒンズー教徒とパキスタンのイスラム聖職者との間の私的合意にサインがなされた後に起こった。この合意に署名したのは、サマロのピル・モハマド・アユブ・ヤン・サルハンディ、バルチュンディ・シャリーフ・ダルガのミアン・アブドゥル・ハク、通称”ミアン・ミツ”、それからヒンズー教徒とシーク教徒の少女の強制改宗で知られるカラチのジャミア・ビノリアのマウラナ・ナオマン・ネームです。ヒンドゥー教徒側は、パキスタン・ヒンドゥー評議会の代表後見人ラメシュ・クマール・ヴァンクワニが署名した。合意された取り決めでは、改宗前に、少数派に属する少女とその両親に同意を得ることを求めている。」
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