2021年2月16日火曜日

アマゾン、インドでFire TV Stick端末の製造を開始へ(#6)

ニューデリー:Eコマース大手アマゾン・インディアは、同社初の「メイク・イン・インディア」構想として、アマゾン・デバイスのインドでの製造を開始する計画を発表しました。アマゾンはチェンナイにあるFoxconnの子会社である契約メーカーのCloud Network Technologyと提携。チェンナイで「毎年数十万台のFire TV Stickデバイス」を作ることを約束しました。現地生産は主にインド国内の需要に対応します。

通信・電子・ITおよび司法担当大臣のRavi Shankar Prasad氏は次のようにこの動きを歓迎しました。「アマゾンがチェンナイに製造ラインを設置することは、インド国内の生産能力を強化し、雇用創出にもつながるため、歓迎します。これは、デジタル技術によって推進力をえた“アートマニルバル・バーラト”(:自立したインド)を作り上げる、という我々のミッションをさらに進めることになります」。
アマゾン・インディアのグローバルSVP兼カントリー・リーダーであるアミット・アガルワル氏は述べています。「我々は10億ドルを投資して1000万の中小企業のデジタル化を推進し、インド企業の世界販売を支援することで、累積輸出額100億ドルを可能にするとともに、2025年までに100万人の雇用を創出することを約束しました」
これと並行して、アマゾンは先日、販売事業者がマラーティー語でアマゾン・インディアのマーケットプレイスに登録し、オンライン・ビジネスを管理できるようにすると発表しています。これは販売事業者に向けて、同社のプラットフォームの使い勝手を向上させることを狙いとしています。

このアップデート開発により、コルハプール、ナーシク、サタラ、アウランガバード、ソラプール、ナグプール、ジャルガオンを含む、マハーラーシュトラ州内の多くの都市にいる85,000人以上の既存のアマゾン・セラーと多数の新規セラーは恩恵を受けることになります。

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