ニューデリー:金曜日の選挙管理委員会は、3月27日から4月29日までの間に、タミルナードゥ州、アッサム州、西ベンガル州、ケララ州、ポンディシェリー州で州議会選挙の投票が行われると発表し、ベンガルでは前例にない8段階での投票を行うなど、いくつかの高次の選抜を行う選挙投票を設定しました。
トリナモール(草の根)会議派とBJP支持者の間での敵意と暴力が高まっている州では、これまでで最も多段階の議会選挙投票となるでしょう。アッサム州の選挙は、2016年の2段階から3段階になり、タミルナードゥ州、ケララ州、ポンディシェリー州では4月6日に一日投票が行われます。選挙結果の集計は、すべて州議会で5月2日に行われます。
選挙は、新しい農業法に反対する農民組織の抗議行動が長期化する中で、BJPの力を試すものとなります。投票を行う州は、穀物買い上げ制度やMSPなどの問題の影響をほとんど受けませんが、パンジャブ州、ハリヤーナ州、西部UP農業組合が提起した問題の反響は、BJPが農民支持という立場を打ち出しつつ、改革を擁護していることから、注意深く見守られます。
投票はまた、アッサムでバドルディン・アジマールの少数派AIUDFとの同盟を選択し、西ベンガルとタミル・ナードゥでそれぞれ左派、DMKと協定を結んでいるコングレス(国民会議派)をテストする予定です。それは、LokSabha(共和国議会下院)選挙で成功したケララ州の左翼に対する主たる挑戦者となります。投票直前にプドゥチェリーでの政権を喪失し動揺するコングレスは、DMKとの同盟で、幾分、存在感を取り戻すことを期待しています。
現在のところ、ケララ州では、昨年の地方選挙で敗北したコングレスの戦術的な失敗を受けて、左翼の見通しが明るくなっているようです。それでも投票は通例、接戦となります。タミル・ナードゥ州では、初めて、過去の州議会選挙における二大巨頭であったJジャヤラリタとMカルナーニディを欠くことになります。MKスターリンが勝利により首相の座を獲得して、DMKにおける彼のリーダーシップを確固たるものにしようと目論んでいます。
アッサムでは、BJPが、2016年のクリーンな勝利がまぐれではないことを証明しようとしているものの、現在、反BJP投票を糾合を目論むコングレス-AIUDF連合の挑戦に直面しています。その一方で、ボド地域とバラク渓谷ではBJPが 優位に立っていると見られていますが、同党ではこれを、コングレス内の派閥主義がその一因となっているとみています。彼らの前には、「不法移民」の位置づけが民族的宗教的境界とうまく合致しない州において、改正市民権法(CAA)の穴をめぐる交渉をどう進めるか、という課題が立ちはだかっています。
コングレス-DMK連立政府がプドチェリーで政権を失ったことで、BJPは、大衆的な人気のある指導者と目される元CMの Nランガスワミとの同盟が、AIADMKを介して完全に機能ことを期待しています。
記者会見で選挙日程を発表する中、選挙管理委員長のスニール・アローラは、西ベンガルでの投票を8段階に分けて時差式に実施するという決定を述べた。2016年の議会選挙にあった6つ(6番目の段階が2つの異なる日付に分割されたため、事実上7つの段階となった)や、2019年のLok Sabha選挙での7段階とは異なり、今回の8段階となったのには、いくつかの要因がある。これらの要因には、中央準軍事部隊の移動の有無やその必要性、また「現在進行中の告発と反訴」が含まれている、と彼は述べました。BJPによるトラナムール会議に対する政治的暴力の申し立てと後者によるその反訴が示唆されているのは明らかです。
「我々はある種の平均的な...出口を見つけなければならない 」と彼は言い、7段階から8段階への増加は大したことではないと付け加えました。タミルナードゥ州では過去に、いくつかの選挙区で、マネーパワーの過剰な使用に対する懸念が投票の取り消しにつながったことがあるが、そのタミルナドゥ州の投票が、なぜ1つの段階で、西ベンガル州では8つの段階で実施されるのか、という特定の質問があがりましたが、これに対して同委員長は、タミルナドゥ州は2016年の下院選挙と2019年のLok Sabhaの投票でも同様に1段階で実施されたことを思い起させました。
ある選挙管理委員会関係者はTOIとのインタビューの中で、BJPが支配するアッサム州でも、2016年の下院選では2段階だった、今回は3段階に引き上げられたと指摘しています。
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