ニューデリー:「来た、見た、勝った」。インドの槍投げのスター、ニーラジ・チョープラは、インドが100年以上待ち望んでいたオリンピック陸上競技の金メダルを獲得した。予選で86.59 mの圧倒的な強さを見せ、インド国民の期待を一身に集めたチョプラ選手は、決勝でも87.03 mと87.58 mを投げ、金メダルを獲得した。
インドにとっては個人競技2個目の金メダル。1つ目の金メダルは、2008年の北京オリンピックの10 mエアライフル競技でアビナブ・ビンドラ選手が獲得していた。
シヴパール・シンは、東京大会の槍投げで決勝には残れなかったが、同胞のニーラジと東京でのトレーニングや練習で、多くの時間を共に過ごした。シヴパールによると、ニーラジは別次元にいて、メダル獲得に自信を持っていたという。
「ニーラジは自信に満ちた表情をしていた。彼は別次元にいた。彼の口癖は「バーイー、クチュ アラグ カルナー
ヘー、デーシュ ヤード ラケー(ねぇ君! 国のみんなが自分のことを覚えてくれるように、何か違ったことをやろうと思うんだ)」だった。ほとんど毎日のように私にそう話していたよ。彼はよく、自分のベストを尽くしたいと言っていた」と、シヴパールはTimesofIndia.comの独占インタビューで語った。
「チャンピオンだ。お祝いだ。陸上競技界にとっても、インドにとっても、大きな大きな一日だ。私たちは彼をとても誇りに思う」とシヴパールは語った。
メダル確定後、オリンピックスタジアムのトラックにキスをしたニーラジ選手。彼は、国のために仕事をしたと思っていた。ニーラジはインド三色旗を手にして、勝利の喜びに浸っていた。
なんという瞬間だ。これがチャンピオンか。🙌これは#INDのみんなが待ち望んでいた瞬間だ。😍 #Gold#Tokyo2020
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— #Tokyo2020 for India (@Tokyo2020hi) 1628343698000
「ニーラジは私にこう話していた。『バーイー、ベスト ペヘレー スロー メーン ヒー デーナー ヘー(最初の一投でベストを出すよ)』。私は彼の献身と決意とを知っていた。彼がメダルを獲得すると確信していたよ。ただ、金メダルとまでは予想していなかった。彼はスターだ、チャンピオンだ」とシヴパールはTimesofIndia.comに語っている。
「彼のメダルは、槍投げに新しいイメージを与える」と、感慨深げにシヴパール氏は語った。
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