★デリー：ジャンタル・マンタルのイベントで反ムスリムのスローガンが掲げられた件で、捜査調書作成

 ニューデリー：ジャンタル・マンタルでの抗議活動中に反イスラムのスローガンが掲げられている様子を撮影したビデオがソーシャルメディアで広く流布され、これを受けてデリー警察が月曜日にこの問題について事件を捜査登録したことが明らかになった。

日曜日にジャンタル・マンタルで行われたBharat Jodo Aandolan（「国民統一運動」）主催の抗議活動には、何百人もの人々が参加した。

Bharat Jodo Aandolanのメディア担当であるシプラ・シュリヴァスタヴァ女史によると、この抗議活動は、弁護士で元BJPスポークスマンのアシュウィニ・ウパディヤイ氏の指導の下で行われたとのことである。

 

しかし、シュリヴァスタ女史は反イスラムのスローガンを掲げた人々との関係は否定した。

 

「抗議活動は、植民地時代の法律に反対し、222のイギリスの法律を廃止することを求めたものだ。問題の映像は目にしたが、首謀者が誰なのかはわからない。警察は、スローガンを掲げた人物を厳しく取り締まるべきだ」とシュリヴァスタヴァ女史は語った。

ウパディヤイ氏も反イスラムのスローガンを叫んだ事件への関与を否定。

 

「私はデリー警察に苦情を提出し、流行したビデオを調査した。もし、このビデオが本物であれば、それに関わった人物には厳しい処分が下されるべきだ」と述べた。

「誰だかわからない 、というのが本当のところだ。私は彼らを見たこともないし、会ったこともないし、そこに呼んだこともない。私がその場にいた間は、彼らは現地にいなかった。もし、このビデオが偽物であれば、Bharart Jodo Andolanの名誉を傷つけるためのプロパガンダが流布されているということだ」とウパディヤイ氏は語る。

 

ビデオには、ジャンタル・マンタルでの抗議活動中に、扇情的なスローガンを叫び、イスラム教徒を脅迫するグループの姿が映っている。

 

ニューデリー警察のディーパック・ヤーダヴ副長官は、「ビデオを受け取り、それを調べているところだ。法律の関連条項に基づいて事件を登録し、捜査を進めている」