2021年6月2日水曜日

★WHO、ゴア州のイベルメクチン使用に注意喚起

パナジー:ゴア州のヴィシュワジット・ラネー 保健相が、新型コロナによる影響の深刻さに対処するため、州は18歳以上のすべての者にイベルメクチン・タブレットを予防的に支給すると打ち出してから一夜明け、世界保健機関(WHO)は、この薬は臨床試験の用途に限って処方されるべきだとの声明を出した。

★Dunzo社、Telangana州でドローンによる医薬品配送の試験運用を開始

チェンナイ:技術系スタートアップのDunzo Digital社は、業界の専門家とともにコンソーシアムを結成し、テランガーナ州でドローンによる医薬品配送の試験運用を開始する。同コンソーシアムは、「空からの医療プロジェクト」において、BVLOS (目視外飛行)によるドローン配送の実験飛行を行う。これは、テランガーナ州内の様々な地域への医薬品の配送を目的としている。ドローン配送システムは、ドローンを使った物流輸送環境における エンド・ツー・エンドの部分に焦点を当てるもので、州内の既存の物流ネットワークを活用する。

2021年6月1日火曜日

★ヘッドスペース、医療従事者に無料サブスクリプション・サービスを提供

ムンバイ:マインドフルネスと瞑想の分野を世界的にリードする企業Headspace社は、ストレスと燃え尽き症候群の増加に対処するため、インド国内で働く医療従事者に20225月まで有効な無料サブスクリプション・サービスを提供すると発表した。このオファーは、インド国内のすべての公共および民間セクターの医療従事者を対象としている。

2021年5月30日日曜日

★Maruti社、酸素発生装置の生産を強化

ニューデリー:Maruti社は、パンデミックの第2波に伴う需要に対応するため、小規模ユニットによる酸素発生装置の生産を強化しており、生産レベルはすでに、従来の10倍以上に達しているという。

2021年5月29日土曜日

★インフォシス社のナンダン・ニレカニ会長:「インドはAIの大規模な革新の入り口にいる」

ベンガルール:インフォシスのナンダン・ニレカニ会長は、インドは人工知能(AI)の大きな革新の途上にあり、インド企業は医療、教育、司法制度などの分野にAIを適用することを検討すべきだと述べた。

2021年5月27日木曜日

★ツイッター社:インドでのスタッフの安全性に懸念、新ルールへの適応にはあと3ヶ月必要

ニューデリー:ツイッター(Twitter)社は、サウス・デリーとグルグラムにある同社のオフィスにデリー警察が訪れ、「通告」を行ったことを受けて、インド国内のスタッフの安全を心配しているとの声明を出した。

★デリー市知事アルヴィンド・ケジリワル氏:パキスタンが宣戦布告してきたら、各州は自前で戦車を購入するのか?

ニューデリー:水曜日、デリー首都圏知事アルヴィンド・ケジリワル氏は、パキスタンがインドに宣戦布告した場合に、各州それぞれ自分で武器を入手して自衛しろ、などとは言われない。同様に、ワクチンを購入して供給するのは中央政府なのであって、対新型コロナの戦いの自衛手段を州政府に丸投げにしてはいけないと、語った。「パキスタンが明日、インドに宣戦布告したとする。その時に、UP州は州で戦車を買え!とか、デリーは自分たちで武器を調達しろ!みたいなことを言われたりはしないだろう」と、ケジリワル氏はデジタルプレス・ブリーフィングで述べた。同氏は合わせて、1844歳の人々のためのワクチンや、高齢者のためのコヴァクシンの在庫がもうすでに枯渇していることを指摘した。

2021年5月26日水曜日

★新型コロナ・パンデミックに打ちのめされた観光業界、政府に救済措置を要請

ニューデリー:インド旅行業者協会(IATO)は、次のGST(物品・サービス税)審議会において、打撃を受けている観光部門への救済措置として税率引き下げを行うよう、財務省に求めた。

2021年5月25日火曜日

★コロナによる死亡:企業は給与支払いを継続し、子供たちの教育を支援

ムンバイ:タタ・スチール社、バジャジュ自動車、テック・マヒンドラなど、新型コロナ感染症によって亡くなった従業員の遺族に向けた支援策を打ち出す企業が増えている。インド最大の鉄鋼メーカーであるタタ・スチール社は、遺族に対し、死亡した従業員が同社の定年
退職年齢である60歳になるはずだった年まで、給与支給を続けると発表した。給与額は、彼が生前最後に受け取っていた額とする。給与に加えて、医療費、住居、子供の卒業までの教育費なども負担するという。

2021年5月24日月曜日

★ハルシュ・ヴァルダン保健省の非難を受けて、ラームデーヴ師は発言を撤回

ニューデリー:ヨーガ指導者のラームデーヴ師は日曜日、ハルシュ・ヴァルダン保健相の書簡を受けて、アロパシー薬に対する物議を醸す発言を謝罪・撤回し、「規律が何千万の人々の命を救ってきた」と述べた。

2021年5月23日日曜日

★新型コロナによる血液凝固の合併症が今、壊疽のリスクを上乗せする

アフメダバード:新型コロナは合併症という負担を患者に負わせているが、そこに新たに壊疽という重荷を上乗せしようとしている、と専門家は指摘する。現在、コロナの病院を退院して間もなく、心筋梗塞で身内を亡くし、ショックを受けている家族が何組も出ている。コロナ・ウイルスによって引き起こされた長期にわたる凝固亢進により、脳卒中で半身不随になった患者も少なくない。

2021年5月22日土曜日

★最低賃金の引き上げで、1500万人の労働者に恩恵

ニューデリー: 労働雇用省は金曜日、中央政府の鉄道行政、鉱山、油田、港湾などで働く労働者のVDA(実質賃金目減り保障手当)の引き上げを発表した。これにより、約1500万人の労働者が恩恵を受けることになる。この賃上げは202141日に遡って適用され、労働者の職種や就業地に応じて、1日あたり105ルピーから210ルピーの引き上げとなり、結果的に労働者の最低賃金の上昇にも寄与する。

2021年5月21日金曜日

★「ウイルスに先んじる!」。ムンバイは新型コロナの第3波に備えて加速

ムンバイ:インドの混雑した金融の中心地ムンバイは、今年、パンデミックの第2波への対応が国内のどの都市よりも優れていると評価された。そして今、同市は来たるべき第3波に先んじて対応を進めようと、ギアを一段引き上げている。第3波では、子供たちに感染が及ぶのではないか、と専門家たちは懸念している。

2021年5月20日木曜日

★保健省、各州に黒カビ感染症の流行を宣言するよう要請

ニューデリー:中央政府は木曜日、すべての州と連邦直轄領に対し、黒カビ感染症として知られるムコール菌症の流行を宣言するよう強く要請した。病気は、1897年に制定された伝染病法に基づき、法定伝染病に指定することで、流行を宣言できる。

2021年5月19日水曜日

★野放図な薬物使用と不衛生な生活環境で、コロナ患者にムコール菌症が蔓延

ナグプール:普通は「院内感染型」の真菌性疾患として知られている「ムコール菌症」が、在宅療養中のコロナ感染症患者にも発症している。その原因として、服用法のコントロールがなされないまま野放図に薬物が使用されていることや、自宅隔離時に血糖値の監視が不十分になっていることなど、さまざまな理由が挙がっている。