2021年5月24日月曜日

★ハルシュ・ヴァルダン保健省の非難を受けて、ラームデーヴ師は発言を撤回

ニューデリー:ヨーガ指導者のラームデーヴ師は日曜日、ハルシュ・ヴァルダン保健相の書簡を受けて、アロパシー薬に対する物議を醸す発言を謝罪・撤回し、「規律が何千万の人々の命を救ってきた」と述べた。

ヴァルダン氏は、ラームデーヴ師のアロパシー薬に関する発言を「非常に遺憾だ」とした上で、医療従事者は多くの生命を救うために、日々、新型コロナと闘う素晴らしい仕事をしていると述べた。同氏は、ヨーガ指導者の発言は、インドの「コロナ戦士たち」を侮辱し、国民感情を害するものだ、としている。

ヴァルダン氏は書簡の中で、アロパシーに関する発言を撤回するようラームデーヴ師に求めた。「その発言はコロナ戦士たちを軽んじ、国民感情を傷つけるものだ。アロパシーに関するあなたの発言は、医療従事者の士気を削ぎ、新型コロナに対抗する我々の戦いを弱めることになる」と保健相は述べている。

 土曜日にインド医師会は、ソーシャルメディアに出回っている動画を引用して、ラームデーヴ師がアロパシーは「愚かな科学」であり、インド薬品規制当局が承認したレムデシビル、ファビフルーなどの薬は新型コロナの患者を治療できなかったと主張している、と述べていた。 

医師会はまた、「アロパシー薬を服用して、何十万もの患者が死んでいる」というラームデーヴ師の発言を引用している。この発言について、ハリドワールを拠点とするパタンジャリ・ヨーガピート・トラストは「虚偽だ」と否定している。


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