ソフトウェア製品関連のシンクタンクiSpirtのボランティア、マヤンク・ナタニは、同社および、ナンダン・ニレーカニとスリカーント・ナダムニとが設立したeGov
Foundationが、コロナ対応病院ベッド管理システム(CHBMS)の改修にあたったとLinkedInの投稿に書いている。「私の方が、順番待ちの人たちを配分し、ベッドの割り当てをするシステムの担当となる一方、eGovチームは、BBMPの一般利用者向け操作画面の改修を担当することに決めた。私たちの最大の目標は、システムの透明性と効率を高め、不正行為が行われる可能性を排除することだった」とナタニは書いている。
南部ベンガルール選挙区の下院議員テージャスヴィー・スールヤは先週、ベッド予約ソフトの再設計のために、Infosysの共同創業者でAadhaarの設計者のナンダン・ニレーカニに連絡を取るとツイートしていた。これは彼が、ベンガルールで自治体職員が、ベッドの割り当てで便宜を図るのと引き換えに賄賂を受け取った、と告発した翌日のことだった。
ナタニは、このシステムの問題解決のために多くのボランティアが呼びかけに応じてくれたと書いている。最終的には、先週の金曜日に参加者が決定した。Paypalのシニア・ソフトウェアエンジニアであるアイシュワリヤ・シャンカラヴァディヴェル氏、彼女の同僚ガネーソン・ラヴィチャンドランとプラヴィーン・クマール、iSpirtのボランティア、スダンシュ・シェーカル、Cybrillaのサティシュ・ペーララの5人である。その後48時間で、このボランティア・チームは、CHBMSチームの支援を受けながらも、現行の順番待ちとベッド割り当てシステムの改修を完遂したのだ! 今回のフローの見直しにより、不正なオペレーターがシステムを悪用することが極めて困難になった。病院のベッドは、患者がベッドの空きを待つ順番のどこにいるかで割り当てられるようになるだろう。」
TOIは既報で、CHBMSを病床管理情報と民間病院の情報管理システムを統合したダッシュボードに変える試みがなされていると報じていた。「このシステムは、重篤な患者や特別なニーズを持つ患者に優先順位をつける仕組みも備えている。広域担当医はそのような例外的な手続きを後押しすることができるが、それに必須な記録は追跡され、システム内にログが残される」とナタニ氏は言う。
彼は、この新システムで、2万人以上のコロナ患者の仕分けとトリアージを毎日さばくことができ、BBMPにある13,800のベッドを効率的に割り当てることができると期待する。彼は「この5日間はとても思い出深い...ちょっとクレイジーな時間だったね!」 と投稿で語っている。
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