★ダモーで雨乞いのため少女が裸でパレード：マディヤプラデーシュ

ボーパール：マディヤプラデーシュでは、奇妙な雨乞いの儀式は珍しくないが、これは一線を越えてグロテスクなものと言える。未成年の少女たちが、重い木の竿を担いで裸でパレードさせられた。ダモー地区では、このことが雨の神々を喜ばせると信じられている。

国の「こどもの権利保護委員会」では、この儀式に自主介入（Suo Motu Cognizance）を行い、調査員に詳細の調査を求めた。パレードの動画映像はソーシャルメディアでも共有されている。

モンスーンの終わりで、ブンデルカーンドの大部分に干ばつが迫り、村人を絶望的な不安に陥れている。雨に見放されたダモーの原住民部落に暮らす人々は、雨の神々をなだめるための最後の窮余の試みとして、古風な儀式を執り行った。

 

月曜日に、一見して10歳未満であることが明らかな2人の少女が、竿を肩に担ぎ、母親を含む村の女性たちの先導について行進した。女性たちは畑で干からびる作物を救うために神々の祝福を求めてバジャンを歌った。

一行はまた、主に食用穀物の施しを乞うた。儀式を完遂するために、畑で捧げものの食物を準備するのに使用されるものだと、少女の母親は言う。

 

子供たちはなぜパレードさせられているのか分からないでいた。

子供たちは、なぜ自分たちが脱衣で村を歩き回らされたのか見当がつかなかった。「この儀式は数日間続いている」と村人の何人かは言った。

月曜日にパレードさせられた片方の少女の母親は言う。「雨が降らず、水田が干上がり始めている。水が必要です。この儀式で雨が降るはずです」

ダモー警察のD Rテニワール長官は、次のようにコメントする。「これはこの地方の慣習で、迷信と呼びうるものだ。調査する。裸でパレードすることに対して、子供たちの意に反する強制力が働いているとわかった場合には、行動を開始する」

ソーシャルメディアで共有されているパレードの動画について尋ねられ、SPは「動画が真正のものであるかを調査し、行動を起こす」と答えている。

 

マディヤプラデーシュでは例年、9月になるとモンスーンが減退する。月曜日には、ダモーの雨水供給率は47 %で、パンナ地区の38%、チャタルプルの25%に続く雨不足状態となっており、多くの河川は干上がっている。

（TNNによる配信）