ニューデリー:国産人工衛星チャンドラヤーン2号の運用が丸2年に達したことを記念して、IsroのK Sivan総裁は月曜日、月探査機が「月の軌道周回9,000周以上を完了し」、この地球の衛星に関する、素晴らしいデータを提供してきた、と述べた。
Isroの総裁は、2日間の月面科学ワークショップ2021での基調演説を行い、軌道衛星に搭載された8つの搭載計器が、月面約100 kmの高度から月のリモートセンシングと原位置観測を行っており、「チャンドラヤーン2号は今日までに、月の軌道を9,000周以上周回した」と述べた。Sivan氏はまた、チャンドラヤーン2号の処理データと科学的所見とを、オービターの搭載計器からのデータとともに公表した。
ワークショップ後のTOIとの会話の中でSivan氏は次のように語っている。月面に「ヒドロキシル分子と水分子が明らかに存在している」という重大な発見をしただけでなく、軌道衛星に搭載された機器は、ナノフレアをも捕捉できた。ナノフレアに関するデータは、コロナ(太陽の大気の最外部)がその地表よりも高温である理由を見つけるための重要な手がかりを提供するのに役立つはずだ」
「チャンドラヤーン2号のデータは機関のウェブサイトに掲載されている。国の科学コミュニティ全体がこのデータを研究し、新しい科学を遂行して、月に関する新しい情報を生成できるよう、生データもパブリックドメインに置かれている」
Isroでは、「軌道衛星の計器から得られた合計約1.25 TBのデータが、科学研究目的でパブリックドメインにリリースされてきた(大部分は2020年12月から2021年7月まで)」と述べている。 将来的には、パブリックドメインにさらに多くのデータセットが追加される予定だという。
ヴィクラム着陸船の着陸の失敗については、所見の文書には、「ヴィクラム着離船の降下は計画通りに実施され、高度2.1 kmまでは正常な動作が観察された。その後、着陸船から地上基地への通信が途絶え、着陸船は月面にハードランディングした」と記載されている。
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