2021年9月14日火曜日

★祝祭に突入し、検査数が大幅に減少。マハーラーシュトラ州の一日当たりの陽性者数が3,000を下回る【最新インド・ニュースを日本語で!(#185)】

ムンバイ:週末効果やガナパティの祝祭で人出が増えることに非難が上がったものの、州のコロナ陽性者集計数は、週の明けた月曜日、3,000を下回ることとなった。およそ216日ぶりの数字だ。
ムンバイ市の集計数は345にまで下がった。州全体では2,740件が報告に上がり、29日(2,515件)以来最低を記録した。死亡者数も減少して27人となっており、38日(22人)以来の低さとなっている。これにより、累積集計数は650万件を超え、死亡者数は138,169人に達した。

 

ムンバイでは、この3日間、報告数400件未満の日が続いている(土曜日361件、日曜日357件)。発症者も日曜日の5,244件から月曜日の5,033まで減少している。日曜日に行われた検査総数は25,581件にとどまり、一日当たりの検査陽性率は1.3 %に上昇した。BMC(広域ムンバイ市政団体)の関係者は、ガナパティ・フェスティバルのため、テストを受ける人が減っている、と述べた。「町を出た人もいるだろうし、コロナ検査でお祭りに水を差されたくない、という人もいたようだ」と、BMCの特任コミッショナー スレーシュ・カカニ氏は話している。

 

死者はこの1か月ちかく、5人未満できていたが、この週末は7人と6人だった。「しかし、状況は制御されている。先週、報告数がわずかに増加したけれども、希望的観測ではあるが、報告数は安定していると見ている」と彼は言った。

 

しかし、祝祭のためにコンカンに旅行した人々が戻ってくるため、報告数は今後数日で一日あたり600件に達する可能性がある、とBMCの医師は話している。

 

BMCは、各行政区の職員に、一日の検査数を60,000前後に増やすように指示した。祝祭期間中、新型コロナの検査数は急減している。BMCのデータによると、910日、市では約50,000回のテストを実施したが、日曜日にはそれが29,849回、月曜日には25,581回に減少した。

 

この24時間の州全体の検査数の合計は、過去数か月で最低となる、10万をわずかに上回る程度だった。「検査が増えて行けば、感染の早期発見と早期治療が保証されることになる」と上級職員は言った。


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