ニューデリー:ガファール・マーケットとナイワラ・マーケットは7月9日午後10時から7月11日午後10時までの間、閉鎖されることになった。両地区でコロナ対応の適切な行動がとられていないためだ。金曜日にカロルバーグのバルラーム・ミーナ地区判事が出した命令書には、商店会は新型コロナの行動規範を遵守しておらず、厳しい措置を取る必要がある、と書かれている。
カロルバーグ行政判事の報告書には、ガファール・マーケットとナイワラでは店舗、出店、一般通行者が対コロナの適切な行動をとっていない、と記されていた。膨大な人出のため、商店会や商店主たちは、この3日間、コロナの行動規範を遵守できなかった。こうした状況は、新型コロナの大規模拡散の原因となりうる」と命令書は付け加えた。
ウイルスの蔓延を防ぐためには、早急かつ厳しい対応をとることが重要だとして、同命令は「公共の利益のため、両マーケットは、7月9日の午後10時から7月11日の午後10時まで営業を制限される。カロルバーグ地区警察署長(ACP)は市場の衛生環境を復旧するように。商工会はあらゆる協力をしなければならない」 と指示している。
また、ローヒニ地区のセクター13にあるDDAマーケットで、店主の違反行為や極度の混雑を理由に、7月12日まで閉鎖の指示が出された。
アリプール地区判事が出した命令によると、ローヒニの臨時地域警察(Additional
DCP)が抜き打ち検査を行ったところ、多くの店舗従業員や通行人がマスクを着用しておらず、ソーシャル・ディスタンスも確保されず、マーケットは非常に混雑しているなど、重大な違反行為を発見した。ローヒニのセクター13商店会は、コロナ対応の適切な行動をどのように確保するか、についての説明文と詳細な計画書を提出するよう指示された。提出後、DDMA(デリー市災害対策主管局)のガイドラインに基づいて開店が許可されることになる。
金曜日には、ローヒニ・セクター2にあるアヴァンティカ・マーケットに対しても、閉鎖を回避するため、基準を厳守するよう通告がなされた。
これらに先立ち、この1週間で、ラクシュミ・ナガル、ガンディー・ナガル(12店舗)、ナングローイ、ルーイ・マーケット、ラージパット・ナガルの各市場が行動規範に違反して閉鎖措置を受けている。商工業者たちは、商店主や商店会だけでは、公共の場における違反行為の責任を負うことはできないと主張した。
デリー商工会議所のブリジェーシュ・ゴヤル議長は、取引業者は土曜日に関係する地区判事と協議する予定だ、と話した。「もし、どのマーケットでもルール違反が出ているのであれば、コンプライアンスとエンフォースメントの責任を負うべきは警察と市民団体の方ということになる。マーケットに人だかりができていたら、行政はマーケットを閉鎖するのではなく、まず商店会と協議して状況を改善する方法を検討すべきだ」と同氏は付け加えた。
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