ニューデリー:犯罪捜査本部は、海外から帰国してニューデリー駅に来た人々に「鉄道利用認証の取れた未使用の」コロナ証明書を約束して騙したとされる詐欺師の一団を摘発し、4人を逮捕した。アローク・クマール副総監によると、容疑者たちは湾岸諸国から帰国した労働者をターゲットにしていた。
容疑者はディーパック、サンジーヴ、ヴィジャイ、ハリシュの4名。警察は盗品や外貨を含む現金を回収。また、ピストル1丁と実弾2発が押収された。ギャングはターゲットを、「鉄道で移動するためには、新しくできた新型コロナ許可証が必要になった」と言って騙した。その後、被害者はパハルガンジにあるギャングの事務所に連れて行かれ、書類に記入し、パスポートを手渡して、出発の1時間前に調査書を受け取りに戻ってくるように言われた。被害者が事務所に戻ると、法外な手数料を要求され、拒否すれば、法的措置と4週間の施設内隔離の対象となると脅された。
犯罪捜査本部では、ギャングが4人の被害者から3,500リヤルを強奪し、時計や携帯電話などの貴重品を奪ったとの告発があったことを受けて、追跡調査を開始していた。
また別件では、ATMカードのクローンを作り現金を騙し取った容疑で、3人の詐欺師が逮捕された。犯人はサトビル、バルビル、ラジェンドラの3人で、3丁の拳銃と弾薬カートリッジが押収された。
「窃盗団は、スリを働くか、キオスクでATM利用者のカードを偽造カードとすり替えるなどしてデビットカードを手に入れ、スキマーを使ってデータを盗んでいた」と同副総監は述べている。
犠牲者の多くは、年配の男女や農村部出身者たちだった。ギャングのメンバーは、自前のヒュンデi20を乗り回し、ウッタル・プラデーシュ、ラジャスタン、グジャラート、マハーラーシュトラにまで移動して犯罪を行っていた。
それらとは別に、南地区の警察は、クレジットカードを提供すると称して身分証明書などを奪い、それを悪用してローンを組んでいた詐欺集団を摘発している。アーカーシュとヴィカースという2人が逮捕され、ATMカード9枚と携帯電話3台が押収された。
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