2021年7月24日土曜日

★習近平氏、 "秘密裏 "にチベットを訪問、中国の国家主席としては30年ぶり

 ニューデリー:中国の習近平国家主席は今週、アルナチャル・プラデーシュ州に近い林芝(ニンティ)を含むチベットを予告なしに訪問し、世界の注目を集めた。

 

習氏のチベットを訪問は、2013年に国家主席に就任して以来、初めて。

新華社通信によれば、この訪問はチベット自治区が「共産党と国家の歴史の中で初めて平和的に解放」されて以来70周年を迎えたことの記念日に因んで実施されたものだ。

 今回の訪問で習氏は、「新時代のチベットを統治し、高原地域の永続的な安定と質の高い発展という新しい章を書く」という中国共産党の指針を完全に実行する必要性を強調したと報じられた。

今回の訪問は、金曜日に終了するまで、中国の公式メディアでは伏せられていた。ニンティは、中国がブラマプトラ川に巨大なダムを建設している場所でもある。

 

インド国境での緊張関係がつづく中、今回の訪問は、中国が、中国語での文教政策推進により地域文化を抑圧しており、また、仏教僧院への支配を徐々に強めていると囁かれる中で行われた。中国の指導者たちは定期的にチベットを訪れているが、トップリーダーがチベットの国境の町を訪れるのは、近年ではおそらく初めてのことになる。同氏は2011年には国家副主席としてチベットを訪問していた。現職の国家主席がチベットを公式に訪問したのは、1990年の江沢民氏以来となる。


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