2021年3月12日金曜日

ナグプールが「都市封鎖」:コロナウイルスの症例が1,710件に膨れ上がり、制限を強化(#29)

ナグプール:コロナウイルスの症例が増加していることを考慮して、ナグプール地区では、3月15日から3月21日までの7日間の都市封鎖が発表された。
ナグプール警察委員会には、新型コロナの感染拡大を封じ込めるために封鎖を課す権限が与えらている。
封鎖期間中は、生活に必要不可欠なサービスのみの運用が許可される。
 
ナグプールは水曜日に1,710件の新しい症例を報告した。これは、173日ぶりに更新された1日あたりの報告数の急伸だった。
ナグプール市(NMC)が行っている毎週の症例分析では、女性と21~40歳の年齢層での報告数が増加していることが明らかになった。
市長のラーダークリシュナン B氏はTOIに次のように語った。「人々はパンデミックを非常に軽視している。事態の収集には、市民の協力が不可欠だ。政府は経済成長のための活動をほぼ全面的に再開した。誰も完全な封鎖を再び課すことを望んでいない。だが、このような報告数の急伸が今後数日続くようだと、完全な封鎖を再び視野に入れる以外に選択肢はないだろう。」と彼は言った。
水曜日の報告数は、2月の第3週から始まった第2波で最も高くなっている。過去15日間のうち11日で、報告数は1,000を超えている。
3月の10日間の総報告症例数は12,265件であり、11月(8,979件)、12月(12,002件)、1月(10,507件)の1か月あたり報告総数を上回っている。
市では、3月1日から7日までの間に市内で登録された症例の分析を行った。この7日間で合計6,697例が登録され、そのうち3,677例(54.9%)が男性、3,020例(45%)が女性だった。
昨年3月から今年2月にかけて、女性の比率は40%を下回っていた。39%と症例報告数が最も多かったのは31~50歳の年齢層からのもので、51歳以上では30%、16~30歳では25%、1~15歳では6%だった。
同市の分析によると、6,697例の総数のうち37.7%は21~40歳のグループであり、41~50歳が18.5%、51~60歳が16.8%、61歳以上が16.4%、0~20歳が10.5%だった。
ラーダークリシュナン市長は、次のように述べている。「女性および若年層の症例の増加は、主に集会、寄合、結婚式などによるものである。これまでは、女性と若年層はあまりリスクに晒されてなかった。就業者の層が主としてリスクに晒されてきたが、彼らはこれまでのところガイドラインに従っている。我々はこのことを深刻に捉えており、より多くの制限を打ち出すことになるかもしれない」と述べた。

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