2021年3月24日水曜日

モディ首相、パキスタン共和国記念日に祝意、イムラン首相にテロの終焉呼びかけ(#41)

ニューデリー:インドとパキスタンが先日交わした停戦合意を踏まえて、ナレンドラ・モディ首相は火曜日、隣国パキスタンのイムラン・カーン首相に対して、同国の共和国記念日を祝う挨拶文を送った。その中でモディ首相は、両国関係の改善には、テロのない環境が必須であることを強調した。
「インドは隣国として、パキスタンの人々との友好的な関係を望んでいる。そのためには、テロや敵意のない、信頼のある環境が不可欠だ」と同氏はカーン首相へのメッセージで述べている。
関係者によると、首相は昨年のパキスタンの独立記念日にも同様のメッセージをパキスタンの首相に送り、テロのない環境の必要性を訴えたという。モディ氏は、数日前にも、カーン氏のコロナからの早期回復を祈るメッセージを発していた。
最近のインド・パキスタン間の停戦合意は、関係の雪解けを期待させるものだった。モディ氏はメッセージの中で、人類にとって困難なこの時期に、カーン首相とパキスタンの人々がコロナという課題に対処してくれることを祈っていると述べた。
パキスタン大使館のアフタブ・ハサン・カーン駐印大使臨時代理もまた、パキスタンはインドとの友好的な関係を望んでおり、平和を実現するためにはカシミール地方を含むすべての未解決問題を対話によって解決することが重要であると述べた。
イムラン・カーン首相とカマール・バジュワ陸軍大将は最近インドと接触しており、バジュワ陸軍大将は今月初めに「過去を捨てて前に進む時だ」と述べている。インド側もまた、テロに対する表現を控え目なものに抑えているけれども、二国間交流を再開するための決定的なステップを踏むためには、その前に、停戦が持続するかどうかを確認したいと考えている。パキスタン高等弁務官事務所の発表によると、アフタブ・カーン氏は、この地域のより大きな利益のために、南アジア内の平和は「避けては通れない問題だ」と語っている。

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