2021年3月27日土曜日

バーラト・バンド(全国ストライキ):農民がハリヤーナ州とパンジャーブ州のハイウェイや主要道路を封鎖。鉄道サービスに打撃(#44)

チャンディーガル:農民はパンジャーブ州とハリヤーナ州の多くの場所で、国道やその他の主要道路を封鎖した。中央政府の新しい農業法に対する全国的な抗議の一環として、道路や鉄道の交通を妨害しようと、いくつかの場所の線路に座り込んだ。
農民を先導している連合農民戦線(SKM)によれば、バンドは午前6時から午後6時までの間挙行される。デリー国境の3地域、シングー、ガジプール、ティクリで続けられてきた農民の4か月間の騒乱に区切りをつけるためのものである。
パンジャーブのいくつかの場所で商店は閉まっている。ハリヤナ州のいくつかの場所でも、バーラト・バンドを支援するために商店が閉鎖された。
パンジャーブでは、公共交通機関と民間交通機関が運航を停止したままになっている。
隣接するハリヤーナ州では、州運輸大臣のムールチャンド・シャルマがPTIに、農民の抗議行動の状況を勘案して、運行に支障がでるような場所では、ハリヤーナ州バスのサービスを停止すると語った。
「そのようなことがない限り、ハリヤーナ州のバス・サービスは運行を続ける」と彼は言った。
朝から、2つの州の農民は、バティンダ、ルディアナ、アムリトサル、パティアラ、モハリ、ロータク、フェローズプル、パタンコート、ジャジャール、ジンド、パンチクラ、カイサル、ヤムナーナガル、ビワニ地区などの、いくつか地域のハイウェイや幹線道路に集結している。
農民組合の指導者たちは、救急車やその他の緊急車両、そして結婚の行列は通過させていると述べた。
シュリー・アーナンドプル・サーヒブでの「ホーラ・モーハッラ」フェスティバルを考慮して、信者を乗せた車両は交通を許可されていた。抗議者たちは、現地で信者のために「ランガー」(仕出し)を手配した。
ハリヤナBKUのリーダーであるグルナム・シン・チャドゥニは金曜日のビデオメッセージで、抗議行動に参加している農民に、生活必需品の運搬車や自家用車で移動している病人、近隣住民の移動者もスムーズに通過させるように訴えた。
「我々は平和的に抗議しなければならない」とチャドゥニは言った。
バーラト・バンドはパンジャーブとハリヤーナの鉄道サービスに影響を及ぼした。
抗議者たちは、アムリトサル、ジャランダル、ルディアナ、フェローズプル、アンバラ、ジンド、ジャッジャル、パンチクラ、その他いくつかの地区を含む、2つの州の各所で線路にしゃがみ込み、鉄道交通の混乱を引き起こした。
抗議者の何人かは、アンバラ・カントーンメント近くのアンバラ=デリー・ハイウェイを封鎖し、このルートを利用する各種サービスに悪影響を及ぼした。
鉄道当局者によると、アンバラ・カントーンメントからおよそ5キロ離れたシャープール村近くの線路で抗議者のグループが座り込みを行ったため、デリーとサハーランプルの間を走るすべての列車が立ち往生した。
カルナル駅では、ニューデリー=カトラ・ヴァンデーバーラト・エクスプレスがアンバラの農民による封鎖のために立ち往生した。
「パンデミックのため、困難な状況にある人もいる。今の状況で、小さな子供たちと何時間も駅で立ち往生し続けることは非常に困難だ。乗客の不便を避けるために、このルートの列車は、今日はキャンセルされるべきだった」と、2人の子供と一緒に旅行している女性の乗客は言った。
実力行使中の農民は、チャンディーガル=デリー、アムリトサル=デリー、ヒサール=デリー、ビワニ=デリー国道を含むいくつかの主要道路を封鎖した。彼らはトラクターや他の車両を車道の真ん中に留めている。
彼らはまた、シャンブーバリア近くのハリヤーナ=パンジャーブ国境にあるアンバラ=ラジプラ・ハイウェイと、アンバラ市近くのアンバラ=ヒサール・ハイウェイを封鎖した。
抗議者たちは、その多くがプラカードを持って主要道路を占拠し、中央のBJP主導の政府に対してスローガンを掲げた。いくつかの場所では、料金所での座り込みがあった。
アムリトサル地区では、農民のグループが上半身裸で抗議を行い、農法の廃止を要求するスローガンを掲げた。パンジャーブの産業中心地ルディアナでは、ギルロード、ガマーマンディ、時計塔、布市場、アカル市場などで、市場が一部閉鎖されたままになっているほか、モハリではほとんどの市場が閉鎖されている。
アンバラやチャンディーガルを含む、ハリヤーナ州を通過する国道で、多くの人がバンド時間中の移動を避けたため、交通量は比較的少なかった。しかし、多くの場所で、トラックやその他大型車両の長い列が道路上に見られた。
警察官は、法と秩序を維持するのに十分な力を配置した、と当局者は語る。
州の農民指導者は、店主や商人に、バンドの間はシャッターを閉めているように訴えた。仲買業者を代表するいくつかの組合もまた、抗議への支持を拡大した。
グルドワラ(シク教寺院)組織のトップであるシローマニ・グルドワラ・パルバンダク管理組合も、当日は一日中、事務所と機関を閉鎖するとを発表した。
これに先立ち、抗議行動を行う農民組合の寄合組織である連合農民戦線(SKM)は、バーラト・バンドを念頭に置きながら、抗議者たちに平和を維持するよう訴えていた。
シングー、ティクリ、ガジプルでは、主にパンジャーブ、ハリヤーナ、ウッタルプラデーシュ州西部から集まった何千人もの農民がキャンプをしている。彼らの主たる要求は、新農政3法の完全な廃止と、作物の最低支援価格の法的保証である。
これまでのところ、抗議側と政府との間で11回の協議が行われているが、双方が立場を固守しているため、行き詰まりが続いている。
1月、政府は農法を12~18か月間停止することを申し出たが、農民連合はこれを拒否した。

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