ニューデリー:インドは金曜日、コロナの影響で国際線が利用できずに立ち往生した外国人のビザを、2021年8月31日まで有効とみなすことを発表した。連邦内務省(MHA)は声明で次のように述べる:2020年3月以前まで有効なビザでインドに入国した多くの外国人が、国内で足止めを食らっている。「2020年3月以降、通常の商業航空便が利用できなくなっているため」だ。
内務省は2020年6月29日、2020年6月30日以降に期限切れとなる外国人のインドビザや滞在規定の有効期間は、通常の国際線運航が再開された日からさらに30日後まで有効とみなす、という命令を出した。
この措置は、昨年のロックダウンの際に、外国人がビザの延長に苦労したためだ。しかし、足止めされた外国人は、延長期限が切れるひと月毎に、ビザや滞在規定の延長を申請することになっている。「通常の商業飛行が再開されていないという観点から、MHAはこの措置のあり方を再検討してきた。インドに取り残された外国人のビザや滞在規定の有効期間は、無償で2021年8月31日まで有効とみなすこととし、オーバーステイのペナルティも課されないことが決定された。当該の外国人は、ビザの延長に係る申請書を関係するFRRO/FROに提出する必要はない」とMHAは声明で通知した。
「このような外国人は、出国前に関係するFRRO/FROに出国許可を申請することになる。この申請は無償であり、オーバーステイのペナルティなしで許可される」と付け加えている。
インドは2020年3月23日に国際定期便の運航を停止しており、現在も再開されていない。この停止期間中、国際的な行き来は、インドがおよそ30の国々と締結しているエアバブル協定によるものや、「バンデー・バーラト」ミッションのフライトを通じて維持されていた。
しかし、現在進行中の新型コロナ感染症危機の壊滅的な急拡大に直面して、約20のエアバブル協定締結国が、インド発のフライトを停止したり、インドからの旅行者の入国基準をより厳密化するなどの制限強化に動いていた。
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