2021年6月14日月曜日

★インド、G7の対中国インフラ振興プランに参加の可能性

ニューデリー:インドは日曜日、G7のいわゆるBuild Back Better WorldB3W)プランへの参加検討の可能性を示唆した。同プランは、低・中所得国における膨大なインフラ整備の需要に対応することを意図した積極的なイニシアチブとして、米国から説明されたものだ。この提案は、米国大統領ジョー・バイデン氏が、中国を念頭においた戦略的な対抗策についてG7首脳と議論を交わしたのに引き続き発表された。低・中所得国における北京政府の影響力拡大に対抗することを目的としたものだ。

インド政府はこの提案を検討すると表明。外務省(MEA)の特任秘書官P. ハリッシュは「政府の関連機関が後日、ふさわしい形で提案の詳細を研究することになる」と語った。

 

「モディ首相は、民主主義諸国は、プロジェクトの実施分野において、我々は自国内だけでなく他の国々においても実行力があることを実証する必要がある、と強調した。首相は、近隣諸国や、アフリカ諸国、および開発フレームワークパートナーシップにおけるインドの経験に言及していた」と当局者は述べた。

 

中国のBRI(一帯一路)に匹敵するものとなることが期待されているこのイニシアチブは、発展途上国に存在する40兆ドルのインフラギャップを縮めるのに役立つ、と米国は述べている。

 

B3Wを通じて、G7と他のパートナー国は、気候、保健ならびに健康安全保障、デジタル技術、ジェンダー間の公平と平等という4つの重点分野に向けて、それぞれの開発金融機関からの触媒投資を行いながら、民間資本の動員を調整している」と、ホワイトハウスは前に述べていた。


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