2021年6月23日水曜日

★「アロパシー発言」に対し調書作成。ラームデーヴ師が訴訟手続きの停止を求めて最高裁に直訴

ニューデリー:ヨガ指導者のババ・ラームデーヴ師は水曜日、最高裁判所に嘆願書を提出。新型コロナに対してアロパシーは「効果がない」と述べたことで起こされた複数の訴訟手続きの停止を求めた。嘆願書の中でこのヨガ指導者は、インド医学協会のパトナ支部とライプール支部が申し立てた訴訟の手続き停止を求めた。さらに、これらの苦情をデリーに移送することを求めた。

伝聞によれば、物議を醸しているビデオの中で、ラームデーヴ師は「アロパシーは愚かな科学だ」と言い、レムデシビルやファビピラビルその他、インド医薬品管理局が承認した医薬品は、新型コロナの患者を治療できなかった、と述べたと伝えられている。

 

5月には、彼の発言に当惑した医師たちが、抗議のためにブラックデーを実施し、公の場での謝罪もしくは彼に対して何らかの行動を起こすことを求めた。

彼の発言は大きな物議を醸し、IMA(:インド医学協会)は彼に法的通告を行った。

IMAはまた、彼の「懲りない」発言に対して、連邦保健大臣が先頭に立って行動を起こすべきだ、との声を挙げた。

同師はその後、ハルシュ・ヴァルダン保健相の働きかけを受けて、正式に謝罪の意を表明し、現代の医療方法についての問題発言についても撤回することとなった。

 

ラームデーヴの会社パタンジャリは、同師を擁護し、IMAがラームデーヴの発言とした内容は事実ではないと釈明した。

ハリドワールを拠点とするパタンジャリ・ヨーガピート・トラストは声明を発表し、「ラームデーヴ師は、パンデミックという困難な時期に、昼夜を問わず働いている医師やサポートスタッフに『最大限の敬意』を払っている」と伝えている。

 

(エージェントからの入電)


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