2021年6月12日土曜日

★フリップカート社、従業員に無制限の健康保険を提供

ベンガルール:フリップカート社は、インドの業界で最も進歩的な医療保険および遺族支援プログラムの1つを導入した。このeコマースのパイオニア企業は、フルタイムの従業員に、無制限の医療保険を提供する。この最新ポリシーにより、従業員は保険料を個人負担するこ
となく、すべての医療費と入院費用がカバーされることになる。フリップカート社は、インド国内に15,000人を超えるフルタイムの従業員を抱えている。この新ポリシーは、パンデミック終結後も継続する。 

家族支援ポリシーは遺族を対象としており、死因を問わず、昨年4月に遡って実施する。死亡した従業員の家族には、契約に基づく通知期間分の支払いとともに、従業員のCTC(手当等を含んだ税込み総支給額)の5倍の額にあたる生命保険が提供される。

また、亡くなった従業員の子供たちの教育費を最大2人分までサポートする。子供1人あたりの年間支給額は12万ルピーとなっている。このサポートは、子供たちが22歳になるまで継続する。また同社は、家族の現行の医療費補助を肩代わりし、さらにその期間を60か月に延長する。

 

フリップカート社の最高人事責任者 クリシュナ・ラガヴァン氏は、次のように述べている。「パンデミック発生以降、従業員の声に耳を傾け、彼らの優先事項について深く理解したことから、貴重な洞察を得てきた。我々はこれらの学びを活かして、大まじめに、従業員をステージの中心に据えたポリシーを設計し、作成した」

 

無制限の医療保険の適用範囲は正社員のみ。治療費の額に関わらず、治療が必要となる健康関連の問題をすべてカバーする、とフリップカート社はTOIに語った。

この新保険ポリシーでは、メンタルヘルスに関わるあらゆる施術費用の補償、出産費用、ロボット手術を含む高度な術式、IVF(不妊)治療、ならびに非医療性支出および救急疾患に対する一時金支給も、保障範囲に含まれている。

 

同社はまた、流動性イベント中でのESOP(従業員ストックオプションプラン)の早期権利確定、ならびに将来の買戻しを可能とした。この措置により、専門の独立プランナーは、亡くなった従業員遺族の生活をサポートしやすくなるだろう。


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