2021年6月26日土曜日

★「死にゆく者は真実を語る」と、ムンバイ裁判所が殺人犯に終身刑を言い渡す

ムンバイ:死の床にある人は真実を語るものであり、教唆を受けることはできないとした上で、セッション裁判所は、2015年に不動産紛争で夫の義理の妹に灯油をかけて火をつけたとして、ゴーヴァンディ夫婦に終身刑の判決を下した。被害者が実際に自殺を試みたことがあったし、夫に責めが行くように教唆されていたのだ、という被告人の弁明に、裁判所は反論したと、本誌レポーターのレベッカ・サマーヴェルが伝えている。

「亡くなった方は、何の落ち度もないのに、家の一部をめぐる家族間の争いで命を落とした。また、故人には(3人の)幼い子供がいた」と裁判所は述べている。

被害者のタスビールンニサ・カーンは、被告人イクバル・カーンの弟アンワール・カーンと結婚していた。イクバル(50歳)と妻のシャヒン(40歳)は、201510月に逮捕されて以来、刑務所に入っている。この2つの家族は、同じ家の中で別々のポーションに住んでいた。この裁判では、被害者の夫、被害者を助けた隣人、医師、警官など13人の証人が証言した。

 裁判所は、検察側が、被告人が被害者の死につながるような傷害を意図していたことを証明したと述べた。


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