この措置は、火曜日のハイレベル会議で連邦保健省が推奨したものであるが、最終的な決定は、中央政府が州政府と協議して行う。提案そのものはさらなる調整を受ける可能性があるものの、同省では、症例数が多く陽性率の高い地区の拡大に対処することが急務であると強調している。
「今後数週間の間に感染の連鎖を断ち切るためには、陽性率が非常に高い地区での厳重なロックダウン措置が必要であるとの分析結果が出ている」と同省高官はTOIに対して語った。
インドでは、1週間ほど前から毎日30万件以上の陽性者数が報告されている。月曜日には、全土で32.3万の新規症例が記録された。1日の新規症例数では、マハーラーシュトラが48,700件と最も多く、次いでウッタル・プラデーシュが33,551件、カルナータカが29,744件となっている。ケーララのような人口の少ない州でも、集計結果は記録的なものとなっている。インドでの1日あたりの陽性発生率は20 %である。
発症者の累積数は3月中旬から一貫して増加しており、月曜日には288万件に達した。マハーラーシュトラ、ウッタル・プラデーシュ、カルナータカ、ケーララ、ラジャスタン、グジャラート、チャッティスガル、タミルナードゥの8つの州では、各州それぞれ十万件の発症者があり、8州合計で全体の69 %を占めている。
保健省の担当者は、パンデミックの第2波で一部のの州で陽性率が上昇し、保健医療システムに負担がかかっていることにたいして懸念を示した。中央政府はすでに、不要不急の行動を抑制するよう、各州に勧告している。
月曜日には、全土で2,771人の死亡者が報告され、10州で全体の77.3 %を占めた。犠牲者の数が最も多かったのはマハーラーシュトラで524名、次いでデリーが380名だった。
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